新しいおしりちゃん、七織のご紹介。デザフェス両日B109

今週末に控えたデザインフェスタVol.43へ向けて、
手作りの什器や商品をもりっと詰めた大きな箱を配送しました。


木製の什器は折りたたみ、分解ができるように作ってあります。
またひな壇の後ろは開いているので、接客時に必要な道具が後ろにしまえます。


 

実際はこれにペイントを施してあるので、もっとベイビーな雰囲気です。
1段の高さは大体15cmで、おしりちゃんの頭が後ろのおしりちゃんにかぶって
窮屈に見えたり、ディティールが見えなくなるのを防いでいます。

木材は階段部分は杉、両脇の柱は確かヒノキだった気がします。
道具があると何でも作れるので、作れるものは何でも作りたいです。
お金ないし…笑


高さ70cm×横60cm×奥行き9cm
1段の高さ15cm
ヒノキ/杉/金属/布




 


ペイントは白を基調にして、ヒンジで見える部分には
眠たいピンク・ブルー・イエローを。
ステラは大体15cm(星まで含む)で、1段にぴったり収まります。

押入れからポストペットが出てきたので並べてみました。
懐かしすぎww


にゃんこの配送会社で配送をするので、送料が高く、2千円くらいかかります…
それで受け取るのに千円かかるとか頭が痛い~


なので、なるべく折りたためて軽い素材で作りたかったんです。
木材使ってる時点で重くなるし、高さ70cmとか相当でかいんですが
展示に高さをどうしても出したかったので譲れませんでした。

計っていませんが、重さは…5キロ以上はあると思います。
が、10キロはいきません。7キロはあるかなあ。まあ仕方がないです。

ですが、もうあらかた送ってしまっているので荷物は楽々です。
デザフェスへ着ていくお洋服やお化粧品なども、装飾過剰だと荷物が多くなります。
何着るかも決めなきゃいけないなあ。




さて、ご紹介が遅れてしまっていますが、新作のおしりちゃんのご紹介です。
今までのおしりちゃんとはまた少し趣向が変わった、和風な女の子になりました。
七織(なお)ちゃんです。



 



私の中にいる神様をイメージして作った子です。
神様を作ることって、問題ないのかな?と少し疑問に思ったりしたのですが
あくまでも私の中にいる「神」ってこんな感じ、と形を与えてみただけだし
私の神であって、みんなが進行してる神様とは別だから大丈夫と思っています。


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オーダーを受けた際に、ご依頼主さまから様々な要素や物語をお預かりするのですが、
その要素たちっていうのはご依頼主さまの人生に根ざしていて、
生きてきた中で取捨選択したその人らしさをあらわすものだったりするんです。

何度かお話していますが、私はそれを「感性の蝶」と呼んでいます。
取捨選択して集められたその人となりを現す感性の蝶は、真似され(盗まれ)たとしても
奪ったその人の人生に根ざしているものではないので、やがて死んでいきます。
適応できないのです。

何が言いたいかというと、そのエレメント(蝶)はその人の中のイマジネーションの根源
そこから生まれ出た物語やおしりちゃんのイメージは、とっても神聖なものだということです。




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日本文化の「招き猫」がベースになっているので、目の周りが赤くなってます。
女の子らしく、目じりに朱が引かれています。ひき眉も可愛いです。(ひき眉すき)

また、下駄をはかせているのですが、履物をしているおしりちゃんはこの子が初めてです。
作るのが楽しかったのですが、細かい作業が多くなるので気を使いました。
楽しいんだけどしばらくはいいかな…笑

梅のかんざしはプラスチック製。
赤を基調にした華やかな柄の袖を作ってみました。
足首のところの襟の様な飾りも、かなり細かく作っているので見てほしい…笑



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両手にマグネットを仕込んであるので合掌ができます。
メモスタンドにもなるので、日常でお役にたてるのではないかなと思います。
小道具も磁力のきくもので、ごく軽いものでしたら持たせられると思います。

いつもおそばに置いてもらい、なおかつ身近に感じられる…が目標だったりするので
その理想に一歩近づけたようでうれしいです。



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梅のかんざしの根本には、赤い鈴がつけられています。
首元には金の鈴です。この鈴も、物語の中では特徴的に現れます。

余談ですが、このぷっくりとでた口元が好きなんですよね…。
とくにこの子はこのラインがきれいに出たような気がします。


最近はおしりを目立たせるために尻尾をつける子がいなくなりました。
恐らくしっぽありの子は衰退をたどると思います笑

腕に沿うように糸が通してあり、手首の根本にリボン結びしてあります。
日本的な装飾に憧れがあり、現代風にリメイクをした斬新なストリートファッション
「卓矢えんじぇる」なんかに強い憧れがありました。

リサイクルショップで買った、七五三用のつけ帯をまだ大事に取ってあります。
恐らくそういう要素が忘れられず、ナオに託したような気さえします。
そういうわけで、そこかしこに細かい装飾がしてあります。





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★七織のちいさなおはなし★


また私はたどり着いた。
寂れた神社、誰もが遥か昔に見た覚えがあるような不思議な場所である。
鳥居の向こうは時間が止まったように変わらない。
青々とした竹林があるかと思えば、梅が咲いていたり、
柘榴が裂けていたり、手水舎は凍っていたりする。

朱色の剥げた鳥居をくぐって参拝に手を鳴らせば、ふわりと現れるあの子に逢える。
現れた彼女のゆっくり手招きする姿を今日も見ることとなり、
その動きが何かを連想させるが思い出せない。

彼女は目を細めて甘えるように口元を緩めて笑った。

華やかな柄の入った袖を揺らし、ゆるやかに舞う彼女は何者だろう。
無邪気に笑う姿と甘酸っぱい梅の香り、カラコロ鳴る下駄の音は確かに心地よく感じるのに、
触れたりしようものなら、何か障りがあるのではと思うほど張りつめた空気もそこにあった。

彼女が思わせぶりに細めた若草色の瞳で私を見る時、
射抜かれたように胸は一度動きを止めて、体中の血が冷えて全身をめぐる。

耳は塞いだように籠って、やがて深い眠りに落ちるように瞳は閉じて…


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私の周りをゆっくりと鈴が鳴って回る。
体にまとわりつく温かですべすべした何かがふくらはぎに絡んで、ごろごろと心地よさげに鳴った。
ざらざらした濡れた何かが頬を撫で上げた後、体に重みのずっしりとした感覚が再び取り戻された。
気付くとそこは鳥居の外であった。

いつの間にか陽は西に傾き、夕焼けに染まった空に黒い影を落とすカラスが飛んだ。
決まって何か大きな幸運が訪れる直前、なぜかそこにたどり着く。
そこが都会だろうが野山だろうが関係なくまるで迷い込んだように。

鳥居から伸びた石畳の階段を下りきると、そこは見慣れた散歩道であった。
振り返る時にはもう、闇に包まれた街が背後に伸びるばかりで階段などは見当たらないのだ。

路地の向こうで、白い猫が瞳を光らせてナァオと鳴いた。


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いかがでしたか?
一瞬の神隠し、そこでいつも逢える七織は幸運の兆し。
障られるのでは?と思うほど張りつめて、冷たく背筋が伸びるような雰囲気の中で
柔らかく笑うその姿は、神様らしくもあるし、ミステリアスな猫らしくもあります。

私自身はこういった経験はありませんし、幽霊やあやかしの類もみませんが
確かに存在するのでは?とどこかで信じています。
目に見えない心を実感を以て感じている私たちがいるのですから、
そういったものも、あってもいいのではないかなと思うのです。



さて、ナオはShopでお披露目済みです。
デザインフェスタに連れて行きますが、基本的には今も購入していただけます。

また、もう一人実は新しく凝った子が出来上がっています。
お話をまだ書いていないのでお披露目は数日後ですが、
その子も早く皆さんにお披露目ができるように頑張ります★

公開後、この子も購入していただけますが、高額のおしりちゃんにつきましては、
5月28-29日に出展するヨコハマハンドメイドマルシェが終わるまで
展示をしたいのでお預かりさせてください。
配送は展示が終わった後、6月上旬に行います。



それから、お顔持ちブローチがレジン製になって復刻しました
名前を改めてのご紹介になります。

ニューフェイスおしりちゃんとブローチのご紹介、
併せてデザフェスのお品書きもお知らせしたいので
なんだかあわただしくなりますが、次の更新をどうぞお待ちください。


今回のブースは1F B109です。
どうぞ遊びにいらしてくださいね♪

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今回のデザフェスでCast a spell !!は早くも1周年を迎えます… 

もうすっかり1年なんて過ぎてしまっているかと思うほどの体感速度なのですが、
実はまだ迎えてないんですね。まだまだ生まれたてなのでした… 

そういうわけで、1周年記念を祝して 支えてくださった皆様へ
感謝の気持ちをお伝えすべく お楽しみイベントを開催する予定です★ 
合言葉は「遊びに来たよ!」です。 


ぜひお気軽にお声掛けくださいな。

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