幻で見た「黄金の泉」を目指し旅に出たエルミィのご紹介★*

こんばんは。
実は今日から少しだけ留守にします。
各SNSやお返事など反応が鈍くなりますが、
ちゃんと拝読しています(*´ω`*)
いつもありがとうございます。


さて、本日ご紹介するのは新作おしりちゃん第2弾。
どの子にしようかなあと悩んでこの子に決めました。

★幻で見た「黄金の泉」を目指し旅に出たエルミィ★

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オレンジのチークが健康的なエルミィ。
頭についた蜂がファニーな女の子です。
Twitterで隔日投稿される「おしりドール図鑑」で
頭に何か生えてるシリーズとして作ったマニタや
リスコスちゃんを目にして思い出す機会が多く、
復刻させてみようと思って(*´ω`)


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身長は15cmほどと平均くらい。
彼女はもともと肉食設定だったのですが、
生々しく感じたのでおさかな中心食の子という設定です。
肉中心でなければというわけでもないクマは
結構何でも食べるようで、エルミィもそうです。
ですが彼女は少し優しすぎるみたいです。


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頭に2匹の蜂がとまっているのですが、
彼らはすごく友好的な蜂なので針を持ちません。
ふかふかなエルミィの体がすきで、
彼らはそこがとってもお気に入りみたいです。
ほんわかした雰囲気を出したかったので、
蜂の顔はゆる~~くしてあります笑


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全体的に短めな毛並み。
キンクマ色の毛並みはすごく柔らかくて
あんまり毛抜けも激しくないので
扱いやすく優しい毛並みです。
全体的に茶系でまとめたので、
より蜂ちゃんが目立って◎


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★エルミィのちいさなおはなし★

豊かな緑をたたえたテルニオート山に住む
クマのエルミィは、魚を捕って
おなかを満たす生活をしていました。
木の実や果物は小さな動物たちに譲ってしまうので、
仕方なく魚を捕って食べることにしていたのです。
本当はその魚さえ捕らえるのに良心が痛むのでしたくないのでした。

ある時、捕食に嫌気がさして草花を食べて
生活することを決意しました。
幸いにも草花は十分にあり、草食動物に割って入って
食べても困らない量がありました。
しかしそれでも物足りなかったエルミィは飢えに苦しみ、
栄養が足りなくて倒れてしまいました。

エルミィはぐーぐー鳴るおなかのリズムの中で、
黄金の幻を見ました。
テルニオート山の険しい峠の向こう、
その険しさのために未踏であるその地に、
目の奥が痛むほどに輝かしく黄金の泉が湧き出ている様子です。
そこにはたくさんの果実と花々、
きれいな小川も安全そうなあなぐらもありました。
エルミィにとっては天国のように見え、
起き上がって小川で水を飲んだ後、
幻で見た道を思い出して辿ろうと決意しました。

エルミィは黄金の泉を目指して幾晩か野宿をし、
そして3日目の夕暮れにようやくたどり着いたのでした。
そこには大きな大木があり、その枝の根元にある
じっとりと湿ったハチの巣からは金色に輝く
はちみつがあふれ出し、
夕日に照らされてキラキラと光っています。

思わず近づいて指にとってひとなめしてみると、
これまで食べたはちみつよりもずっと香りがよく、
特別おいしかったのでした。

すると、巣の中からミツバチが現れてエルミィを囲んで
ぶんぶんいいはじめたので、思わず顔を覆って
縮こまって体を守ろうと思いました。

しかし、小さなミツバチはエルミィの耳に言いました。
「おや、お客さんだ。ゆっくりしていきなよ、食べていきなよ!」
エルミィが顔を上げるとミツバチは小さな蜜バケツを
差し出してにっこり笑いました。
ふかふかしたエルミィの毛並みにくるまって
眠り始めたミツバチもいます。
人懐こい針を持たない不思議なミツバチたちは
エルミィを歓迎し、不思議な共存生活が始まったのです。

***

いかがでしたか?
エルミィは優しすぎ、また雑食という
食べ物の種類に依存しない体であるために、
仲間に食べ物を譲ってしまっていたんですね。
本当は木の実か何かを食べて
生きたかったみたいなのですが…
ついには栄養失調で倒れることとなり、
幻覚に近い幻を、彼女は体験することになりました。

テルニオート山は、彼女の住む豊かな山なのですが、
その豊かさゆえにそこで生きるエルミィたちでさえ、
行ったことのない領域が沢山あったようです。
彼女はその神託にも似た幻の中で、
「黄金の泉」を見ました。
あまりに美しく謎をたたえたその泉に魅せられて
その泉がこの山にあると直感したエルミィは、
空腹をこらえて旅に出ることにしたのですね。

苦労の末に見つけた「黄金の泉」は、
あふれ出るハチミツだったのですが、
キラキラ輝く蜜はまさに黄金。
安全な穴倉は、穴倉ではなく木のうろでした。
幻で見た数々の情景が、現実とはまったく
同じではないところがまさに幻。
だけれど食べ物に困っていたエルミィにとっては
美味しい食べ物がそばにあり、
安全な寝床まで見つけられたのですから
これ以上ない発見でした。

友好的な蜂は、おそらく懸命に集めてきた
蜂蜜を誰かにふるまいたかったようです。
一生懸命作った料理を、おいしいと食べてくれる
誰かにふるまいたいなと思う気持ちなんですね。
ふかふかのエルミィの体で心休めれば、
蜂たちはいくらでもエルミィに
あげてしまってもいいと考えたと思います。

二人の共存生活はきっと豊かで
和やかなものなのだろうなあと思います。

テルニオート山のテルニオートとは
タミル語で蜂蜜を指すテーヌ、
ロシア語で同義のミオートをかけ合わせた造語。
訳すとしたらそのまんま、蜂蜜山かも。
エルミィはルーマニア語で蜂蜜のミエレを
かわいくもじってつけた名前です。

なんだか甘くておなかがすくようなお話でした。
それではまた~



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