展示がありました。



東京都美術館にて
第43回 専門学校美術展が開催されました。
2/22から2/28までの間ですが、
私の卒業制作作品【人魚のドロップ】が展示されました。




【ファンタジックなお話に触れて、心が豊かになる紙芝居】をコンセプトに
半立体紙芝居のお話BOXを制作しました。
BOX型のシアターで、まとめて持ち運びが可能です。

紙芝居というと、どうしても画面内で世界がまとまってしまいます。
私はその場自体がシアターの一部であると考え、
棒付きのパペットや、小道具での効果音を加えて
世界に入り込んでもらえるように考えました。

実際に、学祭である学校展ではシアターの時間を設け
子どもたちにお話会を開いた、思い出深い作品です。
ストーリーは、だいぶ前から暖めていたものを
新しく書きなおして、シアター用にしました。




半立体画面で、布やビーズ、ガラス、
粘土やレースなどを使って画面構成しています。
絵の具で布を染めて、にじませたりしながら素材を作り
裂いたり切ったり表現を変えています。
半立体なのを踏まえ、画面が摩擦によって壊れないよう
枠組みを上下につけています。


制作にとても悩んだ作品でしたが
こうやって、発表の場を頂けたことが
何より励みになりましたし、自信になりました。
私は私の表現を誇っていいのだと、
なんだかやっとそう思えた気がします。


【人魚のドロップあらすじ】
主人公は、虹色に輝く美しい鱗を持つ人魚のリラ。

12ヶ月、それぞれ一人ずつ貴重な鱗と命を犠牲にして
朝日と共に下界に色を与える人魚たちは
その使命に心から誇りを持っていました。

しかし、リラだけはその使命が怖くて仕方がありませんでした。
なぜなら、人魚は鱗を失う痛みで涙を流し
いずれ衰弱して月が移ろう時と共に泡沫と化すからです。

自分の使命に恐れ、使命を放り出して逃げ出したリラ。
下界に逃げたリラは、色のない世界を目の当たりにしたのです…



...Hoshijima...
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