まだ見ぬか弱い輝きの星座 クレヴァのご紹介。*

本日は何かとバタバタとあわただしく、
ツイートもせわしなく連投しまして
お見苦しいところをお見せしました(;´・ω・)
プリンター不調につき、なかなか思うように
作業が進まずちょっぴり不便な中での
新作ちゃんズのお披露目でした。

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ありがたいことに、
木目ちゃんのドーリスちゃんと
パーティーアニマルのヒヨコのチャナくんは
お家が決まりました…(*´ω`*)♡
なんて幸せでしょう…ありがとうございます。

さて、本日は新作ちゃんの中から一人
クレヴァをチョイスしてご紹介です★


★まだ見ぬか弱い輝きの星座 クレヴァ★

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深く鮮やかな藍色の羽根を持つクレヴァ。
彼女のモデルはシマエナガと
アメリカコハクチョウです。
くちばしは濃いネイビーで、ラメがキラッ★
濃く強い色を使うのは結構ためらいます。

黒!白!のようなはっきりとしたデザインは
失敗したときのリカバリーが…笑
でもすごくかわいくなって良かったです♡
黒目がちの美人さんになりました。

大きさは14.5cmほど。
かわいく手の中に収まるサイズです。
特に鳥ちゃんはベイビーな雰囲気が強いので
手に乗せた時の庇護欲はぴかいち…!
生まれて間もないデザインですが、
皆さん好いてくださいます。

足のレース糸もラメ入りだし、
お靴も濃紺にラメが乗って銀河みたい!
濃くて暗い色はラメを乗せると楽しいです。


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ツン!と突き出たくちばしは
ちょっぴり丸くて優しい印象です。
この前のピヨちんと比べると
だいぶ短いくちばしと思います。
横顔に個性が出るのが鳥ちゃんタイプです。


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しっぽはボア(っていうのかな)つきの毛糸で
ボリューミーでふさっとしてます。
レース糸を交えて流れ星みたいに。
おしりが見えなくなってしまうのですが、
鳥ちゃん系はこうなる運命かも…(゜-゜)


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★クレヴァのちいさなおはなし★

人の住む地の上、
闇を映してどこまでも広がるような
星の池の中で、小さな星屑を食べて光る
クレヴァは弱い輝きの星でした。
そのためにクレヴァはあまりにも
広い星の世界の中では珍しくはない、
人に見つかっていない小さすぎる星座の一つで、
多くの星が辿る燃えて消える一生を
同じくなぞる運命の若い星だったのです。
しかしクレヴァ自身はその事実を
特別悲観的に思いませんでした。

それというのは現代で生まれる
新しい神話が限りなく少なく、
黄道12星座の英雄たちや母である白鳥座が
持っているような逸話を考える、
信心深い羊飼いもあっという間に
減ってしまったからにほかなりませんでした。
星の輝きよりも身近にある光で事足りる人々の、
失われた信仰心を多くの星座は嘆きました。
クレヴァは星座として飾られることを夢見た
多くの星の生き物たちを見てきました。
実際に悲願叶って星座になった
よだかを知っていますし、
燃え尽きても語り継がれる永遠性を求める
星々の気持ちもわかります。
ですが人々から想像力が失われつつある今に、
それを再び求めることは無意味なことと思えたのです。

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クレヴァはあきらめていましたが、
本当は自分を見つけてほしいと強く願っていました。
弱く小さな星、広大な星の空を泳ぎ続けて
星屑を食べた光の寄せ集めでしか輝けない自分でも、
確かにここにいるのだと誰かに見つけてほしいのでした。
母の白鳥座の周りに生まれた、
小さなまだ見ぬ兄弟星座たちの多くも例外なく、
人よりも長い時間を生きながらも
やがてはひっそりと鳴いて、
流れて夜に還っていくのです。
クレヴァは忘れ形見の星屑を拾って、
消えていった仲間の輝きを想います。

クレヴァは星の池を泳いで、
今夜もあなたのような想像力を信じる
豊かな心の持ち主との出会いを待っています。
瞳があった時の合図はこうです。

<弱くも確かな星の瞬き、1・2・3…>

***

いかがでしたか?
この宇宙は今現在も広がり続けていると聞きます。
宇宙の果てを見ることが叶わない私たちに
知覚されていない星座の元たちは
とんでもなくいるのだと思います。

その昔日本でも、北斗七星が神格化されて
信仰を集めていたと聞きます。
不思議な星の並びに、人々はものの形を当てはめて
時に祈り、時に心を寄せ、星を身近に置きました。

クレヴァは白鳥座の足元にいると考えた
白鳥座の架空のこどもの星座です。
平面で見る星座の並びではなくて、
奥行きを考えた3次元の星の並びだったなら
遥か深くにいて、なお弱い光の星だったなら
見つかっていないクレヴァがいても
おかしくないんじゃないかなと思ったのです。

クレヴァは見つけられずに散った星屑を
兄弟の忘れ形見として啄み、輝く星座です。
名もない星、隠れていた星、
"存在しない星"を自分だけは覚えていて、
躯を引き継いで生きるということが
彼女なりの仲間への弔いかもしれません。

人より長い命の星はいつも見送っています、
命短く忘れてしまいやすい人間を。
でも、語り継ぐことができるのも人間だけです。


物語の中でテーマは特に設けませんが、
今回は<受け継ぐ・語り継ぐ>が
テーマになったのかもなあという感じです。
ふと気づいた気付きでしたが、
何か私の中で思うところが
あったのかもしれません。

次回はどの子の紹介かな?
お楽しみに★
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